マクラーレンのジェンソン・バトンは、上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GP決勝を5番手からスタートして2位になった。
ジェンソン・バトン
「今日はニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)におめでとうと言いたい。彼は非の打ちどころのないレースをしたね。でも、もし僕たちが最後のピットストップからゴールまでの間に彼と真っ向勝負できていたら、どうなっていたのか誰にも分からないよ」
「僕たちのペースはとてもよかったし、集団に巻き込まれないよう、集団の前でピットから出てゆくことを目指していた。もしピットストップで時間を食うことがなければ、集団の前に出られていたはずなんだ。ニコを追い詰めて彼にプレッシャーを与えることができていただろうね」
「最後のピットストップで遅れたけど、レースではよく起こることだよ。ほかのピットストップはとてもうまくいっていたのに、最後だけがうまくいかなかった。その遅れのために集団の後ろになってしまったんだ。これはちょっとショックだったね。でもクルマは安定して速かったから、セバスチャン(ベッテル/レッドブル)といいバトルをして、うまく彼を追い抜くことができ、2位の位置には戻ることができた」
「優勝に手が届かなかったのは残念だけれど、たくさんの追い抜きやバトルがあって楽しいレースだったよ。さらに大事なことは、ドライバーとチーム両方のランキングをリードするという、マクラーレンにとって素晴らしい日になったことだ。安定した強さを見せることが大切だよ。また表彰台に上ることができてよかった。でも、僕たちにとっていいシーズンにするには、もう少しだけ改善する必要がある」