2012年シーズン第3戦中国GPの1日目が行われる13日(金)に、ようやくジュール・ビアンキ(フォース・インディア/リザーブドライバー)にステアリングを握るチャンスが巡ってくる。
ビアンキはフランス期待の若手であり、フェラーリの育成プログラムに籍をおきながらも今季はフォース・インディアのリザーブドライバーに起用されている。
フォース・インディアは、今シーズンに予定されている20戦のうち「少なくとも9戦」で、22歳のビアンキがフリー走行1回目に出走するチャンスがあると発表していた。
1回目のチャンスの舞台となるのが、今週末の中国GPであるとフランスの『Le Journal du dimanche(ジュルナル・デュ・ディマンシュ)』紙が伝えた。
『Le Journal du dimanche(ジュルナル・デュ・ディマンシュ)』によると、2012年はフォーミュラ・ルノー3.5にも参戦するビアンキが、13日(金)のフリー走行1回目でポール・ディ・レスタ(フォース・インディア)に代わってステアリングを握るようだ。
ビアンキは今年1月に、「この(リザーブドライバーの)役目がレースシート獲得につながるものになればいいなと思う」と語っていた。