20戦の予定である今年のF1が、18戦になるかもしれない。
ブラジル紙『O Estado de S.Paulo(オ・エスタード・ジ・サンパウロ)』の記者リビオ・オリッキオは、22日(日)に決勝を開催予定のバーレーンGPが中止寸前であると考えているようだ。
それに加えてオリッキオは、オースティンに建設中のコースで開催予定のアメリカGP(11月18日決勝)の雲行きも怪しいと見ている。
「建設が遅れている上に、プロモーターとテキサス州との間に問題が生じている」
「プロモーターとテキサス州がお互いに、FOM(フォーミュラ・ワン・マネジメント社/F1の運営会社)に対する契約金1,800万ドル(約14億6,000万円)の支払い義務が、相手にあると考えているようだ」
「そのため、今年のレースは18戦になりそうだ」とオリッキオは結論付けた。
しかし、サーキット側は建設が順調だと発表している。12日(木)には、ピットが入る3階建ての建物完成祝賀パーティーが、サーキット建設業者オースティン・コマーシャルによって開催される予定である。
『Austin Business Journal(オースティン・ビジネス・ジャーナル)』は、「会社のトップや地元の名士などが参加予定だ」と報道している。