アウディ・ジャパンは、「A4」シリーズのモデルチェンジを行い、3日(火)から発売。価格は440万円から589万円。トップモデルのS4は799万円から817万円となっている。
シリーズの全モデルに過給システムと直噴方式を採用。スタート・ストップ・システムとエネルギー回生システムも全モデルに標準装備された。また、効率に優れた電動パワーステアリングを全車に標準装備。「コンフォート」、「自動」、「ダイナミック」、「エフィシェンシー」の走行モードが選択可能になった。S4シリーズに搭載されるエンジンは、最高出力が245kw(333ps)、最大トルクは440Nm(44.9kgm)で、0~100km/h加速は5秒フラット、最高速度は電子リミッターの作動する250km/hになっている。
カメラとレーダーによる車線認識で走行車線を逸脱した際にステアリング操作を自動修正するアウディアクティブレーンアシスト(車線維持支援装置)も全車にオプション設定。各モデルに17インチアルミホイールが標準装備され、オプションとしてS-lineの18インチ5ツインスポークアルミホイールも設定。S4の各モデルには、18インチホイールと245/40タイヤが標準装備される。
エクステリアでは、フロントエンドで水平方向のラインを強調し、ボンネットは曲線的なラインに。シングルフレームグリル上端の角が落とされてより立体的な造形になり、グリルカラーはA4がストーングレー、S4がプラチナグレーとなる。ヘッドライトの内部構造も変更され、下部が波形に、LEDポジショニングライトを装備したキセノンプラステクノロジーが用意され、リアライトもフロントに準じたデザインに変更されている。
インテリアでは、ハイグロス仕上げとコントロールスイッチ周りに採用された細いクロームトリムによって、さらに洗練された。全車にマルチファンクションスイッチ付の本革巻きステアリングホイールが装備され、2.0TFSI quattroとS4はパドルシフト付の3本スポークスポーツステアリングが採用されている。また、SEパッケージおよびS-lineパッケージもオプションとして用意された。