スペインのスポーツ紙『Marca(マルカ)』によると、フェラーリが苦戦を強いられるのはあと2戦だけになる可能性があるとのことだ。
『Marca(マルカ)』は、現在フェラーリが懸命に「まったくの新車」の開発を進めており、早ければ第4バーレーンGP(4月22日決勝)にその新車がデビューするかもしれない。
また『Marca(マルカ)』は、「新しい」F2012の改良は排気系統だけではなくクルマのほとんど全体に及ぶため、実質的に「新しい車体(シャシー)」を導入することになると付け加えている。そしてフェラーリの「新車」はF1の統括団体FIA(国際自動車連盟)が義務付けている、衝突時の安全性確認をするクラッシュテストを受ける予定が組まれているとのことだ。
「ライバルチームたちから少々後れを取ってしまっているから、ほかのチームよりも必死に開発を行う必要があるけど、シーズンは長丁場だからね」
「これからの数戦は、できる限りのポイントをかき集めなくちゃいけない。そして、すぐに表彰台や勝利を目指してレースを戦えるようになるだろう」とフェルナンド・アロンソ(フェラーリ)も、「新車」の投入に期待を寄せていた。