フェラーリのフェリペ・マッサが、クアラルンプールのセパン・インターナショナル・サーキットで開催されるマレーシアGP(25日決勝)に向けた意気込みを語った。
フェリペ・マッサ
「(開幕戦の)オーストラリアからページをめくって、ゼロから始めないといけない。それがこのレースへ向けた僕たちの計画で、うまくいくことを願っているよ」
「僕が厳しいレースを経験したのは、これが初めてじゃない。これまでに何度もあった。でも、常に次へ目を向けないといけないものだし、今週末はまだシーズン2戦目だからね。まだ時間はあるよ」
「メルボルン(開幕戦)については、確かに初日からあれほどクルマの感触が悪い週末はなかった。数周を走っただけで、クルマはきちんと機能しなくなった。タイヤがダメになってしまったんだ。でも、これはタイヤのせいじゃなくて、クルマのバランスが悪かったせいなんだ。今回のレースに向けてシャシーを交換するけど、これは正しいことだと思う」
「冬のテストでは、オーストラリアの初日から抱えていたような問題に直面したことはなかった。例えば、バルセロナでフェルナンド(アロンソ/チームメート)と同じクルマを走った次の日にも、ラップタイムやレースペース、タイヤの性能低下におかしな部分はなかった。だから、シャシー交換は正しいことなんだ。でも、今回はシャシーだけじゃなくてたくさんのパーツを交換するよ」
「シャシーや他のパーツは交換するけど、開発面ではメルボルンと同じクルマだ。このまま進めていって、最大限の性能を引き出さないといけない。ライバルと比べて、パフォーマンスが本来あるべきものになっていなくてもね。このコースがクルマに合っていることを願うよ」