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ルイス・ハミルトン、今シーズンはF1に集中すると誓う

ルイス・ハミルトン（マクラーレン）が、浮かれて遊び回るのをやめ、今年はレースのパフォーマンスに集中するという決意を母国イギリスの主要紙に語った。

速さには定評のあるハミルトンだが、2011年はサーキットの中でも外でもトラブル続きだった。他車との接触で繰り返しペナルティーを受け、ガールフレンドとも破局した。だが今年になってから、そのガールフレンドと復縁したほか、元F1王者ミカ・ハッキネンのマネジャーを務めていたディディエ・コトンをマネジメントチームに加え、公私ともに安定してきたとの評判だ。

2008年に当時史上最年少でチャンピオンになったハミルトンも、もう27歳。今年こそトップに返り咲くべく意志は固い。

「去年は、遊びに出掛けることが多かった。自分に影響はない、と思っていたんだけど、実際は影響があるものなんだ。将棋倒しのようにダメになっていくんだよ」と、ハミルトンは不振の原因が自分の行動にあったことを認めている。

その結果、昨年ハミルトンは、チームメートのジェンソン・バトンにランキングで破れた。昨年のバトンはランキング2位、ハミルトンはバトンから43ポイント離された5位に終わった。

「彼（バトン）はF1チャンピオンになったわけじゃない。もしなっていたら、もっとつらかっただろうね」

「今は開幕が楽しみなんだ。大事なのは今シーズン。去年のことはもう関係ないし、気にもしない。これからのレースで、僕というドライバーの力を証明してみせる」とハミルトンは力強く語った。