2012年型車F2012の大幅な改良に着手したフェラーリだが、この改良によって衝突時の安全性を確認するクラッシュテストを再び受けなければならない可能性がある。
フェラーリは、シーズン前のテストで期待していたような成果を得られず、今季のために考案した新排気システムの導入を断念することも決めた。チーム首脳が18日(日)に行われる開幕戦での表彰台争いは不可能だと語るほどフェラーリの置かれた状況は悪く、フェラーリ会長ルカ・ディ・モンテゼモーロもジュネーブ・モーターショーで次のように語っていた。
「なぜなのかということを知りたいし、それよりも何よりも、どうすれば速やかに必要な変更を施すことができるかを知りたい」
『La Gazzetta dello Sport(ラ・ガゼッタ・デロ・スポルト)』によると、フェラーリが新車に対して行おうとしている改造はサイドポッドの部分であるようだ。また、これによってクラッシュテストを再び受けなければならない可能性もあると『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は伝えている。