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フェルナンド・アロンソ、報道陣のひんしゅくを買う?

2012年01月15日(日)2:35 am

フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)がイタリアのドロミテで行われたメディアイベントで、集まった世界各国の報道陣に悪態をついてしまったようだ。各社が次々と報道している。

イギリスの『Daily Mail(デイリー・メール)』は当日の記者会見で報道陣の質問に対応するアロンソの様子を「明らかにイライラしていた」と報じた。

また、ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』は、このメディアイベントがアロンソの2012年の仕事始めとなったにもかかわらず「めずらしく無愛想」だったようで、「アロンソはいつもはとても明確な情報を提供してくれる」とも述べている。

さらに、イタリアの『Autosprint(オートスプリント)』は「寝不足にみえた」、『La Stampa(ラ・スタンパ)』は「声の調子も言葉も終始暗く、受け答えは“わからない”とばかり繰り返し、かなり簡単なものだった」と伝え、アロンソはかなりマイナスな印象を与えてしまったようだ。

スペイン紙『El Pais(エル・パイス)』の記者は、実際アロンソにいくつか質問をすることができたが、質疑の時間は「当初の予定よりも早く切り上げられてしまった」とコメントしている。

この時、チーム代表ステファノ・ドメニカリが前日にアロンソを称賛するコメントをしたことに対して感想を聞かれたアロンソはかなりぶっきらぼうに次のように返したそうだ。

「ボス(ドメニカリ)とは毎日言葉をかわすよ。だから、わざわざこの場に来て彼の僕に対する意見を教えてもらわなくてもいい」

『Auto Plus(オト・プリュス)』の有名コメンテーター、ジャン・ルイ・モンセも「なぜ、あんなに言葉少なで、記者の質問を避けようとするほど不機嫌だったのか誰にもわからない」としつつも、「地元スペインの記者が元妻との離婚について書き立てたり、2012年のフェラーリのマシンが望み薄だと報じたことに腹を立てていたと聞いている」と、の憶測を示して締めくくっている。

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