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フェラーリ、2012年シーズン中盤までにフェリペ・マッサの処遇を決定

2012年01月15日(日)2:31 am

フェリペ・マッサ(フェラーリ)は、2012年の開幕ダッシュに失敗した場合、自身のフェラーリでのレースシートを失う可能性があると認識している。

フェラーリのチーム代表ステファノ・ドメニカリとフェラーリ会長のルカ・ディ・モンテゼモーロは、マッサが今シーズンもチームの期待を裏切るような走りを続けてしまった場合に備え、マッサの代わりとなる新しいドライバーを探していると公言している。

2006年からフェラーリのドライバーとして第一線で活躍してきたマッサは、フェラーリが主催するシーズン前の冬季イベントで「今シーズンは後半戦よりも、まずは前半戦が僕にとって重要になってくることは重々承知している。シーズン中盤に差し掛かるころには、僕の将来に関しての話し合いが行われるだろうし、フェラーリに残留できるか否か可能性もはっきりしてくるだろうね」と語った。

最近、再び右脚を骨折してしまったニュースが報じられたばかりのロバート・クビサだが、フェラーリチーム内で彼の名前はマッサの後継者リストのトップにあるという。さらに、フェルナンド・アロンソ(フェラーリ)は先日、親友のクビサに対し、「彼は最高のドライバーのひとりだ。レースに復帰したらきっとそれを証明するだろう」と、賛辞と激励のエールを送っている。しかし、2013年にクビサがチームメートになることは想像できるかという質問に対しては「フェリペがチームメートでいてくれてとても満足しているよ」と強調した。

いずれにせよ、もはやベテランドライバーとなったマッサは今シーズン中盤までにチームを納得させるだけの結果を出す必要がある。そしてシーズン中盤にフェラーリがマッサの処遇を決めるのであれば、マッサ自身も代わりのシートを探す時間を持つことができる。「競争力のあるチームはいつも前倒しで計画を決めるよね」とマッサも同調している。

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