フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)は、自分の人生、そしてF1において「自分の運命の支配者」であることをあきらめないと語った。
■アロンソ、来季について詳細なステップを語る
現役最年長ドライバーであり2冠のフェルナンド・アロンソは、現在メルセデスやレッドブルへの移籍が噂されている。
アロンソはメルボルンで『DAZN』にこう語った。
「夏まで待ちたくない。なぜなら、もしチームがより多くの選択肢を見つけなければならないとしたら、それは僕にとっても不公平だし、チームにとっても不公平だからだ」
「そして、マシンのプレゼンテーションのときにも言ったように、決断を下すときには、まずアストンマーティンに相談するつもりだ。それが僕の優先事項であり、彼らへの忠誠心だ。もし合意に達すれば、それが決断になるだろう。もしアストンマーティンと合意に達しなければ、僕は他を探すだろうけど、それは第二の選択肢になる」。
■自分の運命は自分で切り拓く
アロンソは2007年のマクラーレン移籍の失敗、ルノーへの復帰の失敗、3度目のタイトルを逃したまま終わったフェラーリ、マクラーレン・ホンダへの復帰失敗、F1を離れてからアルピーヌでのF1カムバック、そしてアストンマーティンF1へ移籍するなど、アロンソは長いキャリアの中で疑問の残るチーム移籍を繰り返してきた。
しかし彼は、今シーズン終了後に引退する可能性も含めて、次に何をすべきかについて他人のアドバイスに頼るつもりはないと主張する。
「いつチームを去り、いつチームに加わり、いつF1を去り、いつ戻るかは自分で選んだことだ。そして今、僕は来年何をするかを選択するつもりだ」
「今は他の人が何をするかについていくつもりだし、良くも悪くも自分のためにするつもりだ。それが僕なんだ。僕はいつもこうしてきたんだ」
「時には助けられ、時には傷つけられたけれど、自分の運命は自分で切り開く。僕はいつも自分の運命を自分の手で掴んできたんだ」。