メルセデスのルイス・ハミルトンの後継者の上位には、3人のトップドライバーが挙がっている。
トト・ヴォルフ代表の最有力候補は、レッドブルで内紛と権力闘争が繰り広げられている中、F1で圧倒的な強さを誇るマックス・フェルスタッペンであることは明らかだ。
■メルセデスF1の第一候補:王者フェルスタッペン
しかし、ドライバー面では、フェルスタッペンがメルセデスに移籍するのであれば「逆立ち」をするとヴォルフ代表は語っている。
「全チームがマックスを欲しがっているのは確かだが、トトもまた、良いドライバーは良いクルマを欲しがるものだと言っている」とホーナーは語った。
しかし、レッドブルの動揺はまだ終わっていない。「ホーナーが生き残るとは思えない」と元F1ドライバーのラルフ・シューマッハは言う。
「彼は物事を明らかにできていない。彼はそれについて法的なレベルでしか話さないが、これほど成功したチームがたった一人のために崩壊してしまうというのは、ホーナーの精神にそぐわない」とドイツ人ドライバーは『formel1.de(フォルメル・ワン)』に語っている。
フェルスタッペンを失う可能性について、シューマッハは次のように付け加えた。
「彼はそれをやり遂げる可能性もあると思うが、でも今シーズンではない、来年だ」と付け加えた。
■メルセデスF1の第二候補:17歳の新人
フェルスタッペンの次にメルセデスが選ぶのは、17歳のヴォルフが推すキミ・アントネッリかもしれないが、もし彼が今年F1にステップアップする準備ができていると証明されればの話だ。
キミ・アントネッリは、バーレーンでは14位と10位、サウジアラビアでは2レースとも6位だった。
キミ・アントネッリと同じプレマ・レーシングのオリバー・ベアマンは、バーレーンでは16位と15位、サウジアラビアでは予選でポールポジションを獲得したが、その後フェラーリからF1デビューすることになり欠場している。
■メルセデスF1の第三候補:アロンソ
フェルナンド・アロンソはその次になるだろう。2025年についてアストンマーティンとの話し合いを保留し、その間にマネジャーのフラビオ・ブリアトーレがヴォルフと話し合うかもしれない。
ハミルトンがフェラーリに移籍するというニュースが流れた2月、ブリアトーレはモナコのカフェでヴォルフと一緒に朝食後にコーヒーを飲んでいる写真を投稿した。
ヴォルフは非常に特徴的なマグカップで飲んでいたが、ジェッダ後の今、アロンソもまったく同じデザインのカップを持って、まったく同じカフェに座ってニヤニヤしている写真を投稿している。
■メルセデスF1の第四候補:カルロス・サインツ
最後に、先週土曜日に盲腸の手術で欠場したカルロス・サインツがジェッダのパドックにゆっくりと戻ってきたとき、父のカルロス・サインツ・シニアと彼のマネジャーであるカルロス・オノロ・サインツがヴォルフとともにメルセデスのホスピタリティエリアから出てくるところを目撃された。