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アルピーヌF1「数人の有名人が別れを告げる」可能性…結果は危機的状況でも「収支は黒字」

2024年03月05日(火)20:24 pm

アルピーヌF1は、2024年型車でのバーレーンGPでの不振を受け、テクニカルチーフのマット・ハーマンとディルク・デ・ビアの退任を発表した。

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スポーツ紙『L'Equipe(レキップ)』によると、チームのボスであるブルーノ・ファミンは、新車の“技術的な選択に責任を持つ”として、低迷するF1の競争力の危機を2人のせいにはしていないという。

ハーマンと空力部門責任者であるデ・ビアが去り、ジョー・バーネル、デビッド・ウィーター、キアロン・ピルビームという新たな技術責任者が昇格することになった。

また、イギリスのエンストンとフランスのヴィリーにあるアルピーヌの2つのF1拠点では、新たな最高執行責任者が「F1プロジェクトを支えるファクトリーの開発」に取り組むことになる。

「パフォーマンスレベルにおいて、我々が望むところでも必要なところでもないことがはっきりとわかったため、このような組織変更を行うことを決定した。組織と人材の面で新たな一歩を踏み出す時期が来た」とファミンは声明で認めた。

アルピーヌが2024年に向けて苦境に立たされていることは、昨年の経営騒動の後、ルノーがF1から撤退する可能性があるとも噂されている。しかし、『Kleine Zeiting(クライネ・ツァイティング)』誌のマティアス・ヤニッシュ記者は、F1の新たな人気とバジェットキャップ(予算上限)を考えると、チームは現在「利益を十分に上げている」と考えている。

「このブランドはおそらくF1にとどまるだろう。今後数カ月のうちに、あと数人の有名人が別れを告げる可能性がある」と彼は言う。

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