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【F1合同テスト1日目午前タイム】角田裕毅5番手、ウィリアムズF1はコース上でストップ…各マシンの詳細と実力が徐々に明らかに

2024年02月21日(水)20:01 pm

2024年F1プレシーズンテスト(バーレーン国際サーキット)1日目が始まった。今年のテストは3日間、しかも各チーム1台のみというルールでの合同テストとなっている。

天候は気温24度、路面温度39度、湿度35%の快晴だ。周辺が砂漠地帯ということもあり、路面には砂が乗っていて滑りやすく、また突風も吹くことがあるサーキットだ。

各チーム実力は隠している中での参考タイムとはいえ、おおよその序列が見えてきた。また、新車発表会の時と今回のテストでの違いや、見えにくかった部分が徐々にはっきりしてきた。

日本時間16時から始まった4時間の午前セッションは、王者レッドブル・レーシング・ホンダRBPTのマックス・フェルスタッペンがトップ。2番手は0.699秒差のシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手は0.837秒差のフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)だった。

角田裕毅(RB)は1.588秒差の5番手で最初のセッションを終えた。

残り20分となった終盤、アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)がコース上で止まった。オンボードのリプレイ映像を見ると、PUやギアボックスの問題のようには見えない。電気系か燃料がなくなってしまったのだろうか?

ウィリアムズからは「信頼性の問題」ということだけが伝わってきている。燃料関係も疑われているが、通常、燃料テストはセッション終了間近に実施される。ウィリアムズは、シルバーストーン・サーキットでのフィルミングデーをキャンセルし、マシン開発の遅れも認めており、バーレーンに到着してからフィルミングデーを実施していた。アルボンは8番手で終えている。

▼1日目午前中の順位とタイム差(16時〜20時)
1 M.フェルスタッペン(レッドブル) 1:32.548
2 C.ルクレール(フェラーリ) +0.699
3 F.アロンソ(アストンマーティン) +0.837
4 O.ピアストリ(マクラーレン) +1.110
5 角田裕毅(RB) +1.588
6 G.ラッセル(メルセデス) +1.682
7 V.ボッタス(Kiickザウバー) +1.883
8 A.アルボン(ウィリアムズ) +2.039
9 E.オコン(アルピーヌ) +2.129
10 K.マグヌッセン(ハース) +3.144
※参考タイム:2023年F1バーレーンGP予選のポールポジション 1:29.708(マックス・フェルスタッペン/レッドブル)

▼開催地:バーレーン国際サーキット

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