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ウィリアムズF1はシェイクダウン走行をキャンセル、2024年マシン開発の遅れ認める…2019年も遅れて走行できず

2024年02月21日(水)3:53 am

2024年の新F1マシンでまだサーキットを走っていないのはウィリアムズだけだったが、ようやくバーレーンでフィルミングデーを実施した。

■悪夢再び?

今月上旬に発表されたマシンは、実際には2024年用の新しいカラーリングをまとった昨年モデルで、チーム代表であるジェームス・ボウルズはメルセデス・エンジンを搭載したFW46のシェイクダウン走行の予定をキャンセルしたことを認めている。

「我々がこのマシンで取り組んでいることは、すべてを限界まで押し上げることだ。シャシーの技術も違うし、他の技術もいくつかはこれまでとはかなり異なる。こうした変化は組織にとって甚大だ」

彼は、この挑戦がウィリアムズを「望んでいたところ以上」に追い込み、大きな変更を実施するために「多大なリスク」を背負い、チームをスケジュールから遅らせることになったことを認めている。

「それについては何の疑いの余地もない。今、車はあるがもう遅い、バーレーンで目にするだろう」

2019年、ウィリアムズF1は準備が遅れて冬季テストで最初の2日間を走ることができなかったという苦い経験がある。

■あえて走らないことを選んだ

しかし、シルバーストーンでのシェイクダウン走行をキャンセルしたのは、単にマシンに火を入れる準備が整っていないからではないと否定した。

このシェイクダウンとは、厳密には『撮影日(フィルミングデー)』であり、他のテスト制限の範囲外でどのチームにも権利があるものだ。

「あそこで走ることは簡単にできたが、バーチャルテストに時間を割き、その後バーレーンでシェイクダウンする方を好んだんだ」

「だから、自分たちを絶対的な限界まで追い詰めたということもある、バーレーンをきっかけに、他のテストもやってみようと思っているんだ」

■アロンソ、テスト3日間で2台走れないことに疑問

今年の公式プレシーズンテストは3日間しかなく、すべて今週水曜日からバーレーンで行われる。ウィリアムズにはまだスピードアップするのに十分な時間があるというジェームス・ボウルズ代表の見解とは対照的に、フェルナンド・アロンソは先週、F1の“不公平”な冬季テストスケジュールを非難した。

「世界選手権の準備期間が1日半しかないことがいかに不公平か、この冬の間ずっと考えてきた」

「3日間という奇数だと、ドライバー間での分担がうまくできない」

「なぜ2台で行わないのかわからない。僕たちはすでにバーレーンにいるし、翌週にはレースがあるんだからね」。

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