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レッドブルF1参戦20周年、ホンダF1参戦60周年、HRC渡辺社長「4年連続タイトルへの挑戦を続ける」 ホーナー代表「ホンダF1の歴史の一部になれたことに感謝」

2024年02月16日(金)7:26 am

2024年2月15日、オラクル・レッドブル・レーシングは2024年の新車『RB20』を発表した。

●【画像集:F1新車2024】オラクル・レッドブル・レーシング『RB20』

搭載するパワーユニットは『ホンダ RBPTH002』で、栃木県さくら市にある『HRC Sakura』で開発と製造をしている。HRC(ホンダ・レーシング)は引き続きテクニカル&チームパートナーを務める。

2024年は、レッドブル・レーシングにとってF1参戦20周年、ホンダのF1初参戦から60周年にあたる。ホンダは1964年のドイツGPでドライバーのロニー・バックナムとともにRA271をF1にデビューさせた。

名称こそ変化はあるものの、“ホンダ製”パワーユニットはF1ドライバーズ選手権で3連覇とコンストラクターズ選手権で2連覇を達成しており、今年はその記録を伸ばすことを目指す。

2023年、『ホンダRBPTH001』を搭載したRB19は、22戦中21勝という記録的な勝利を挙げ、勝率は95.5%に達し、歴史を塗り替えた。

■パワーユニット『ホンダ RBPTH002』
メーカー:ホンダRBPT(レッドブル・パワートレインズ)
エンジン名:ホンダ RBPTH002
構成:ターボチャージャー、MGU-KおよびMGU-H付き90度V6
エンジン排気量:1,600cc(98 cu in)
重量:150kg
最高回転数:15,000 RPM

■渡辺康治HRC社長「4年連続タイトルへの挑戦を続ける」

「オラクル・レッドブル・レーシングの20周年を、ホンダが初めてF1レースに参戦してから60年目にあたる今年に祝うことができて光栄です」

「HRCとホンダはテクニカルパートナーとして、またチームパートナーとして、マックス・フェルスタッペン、セルジオ・ペレス、そしてチームとともに並外れたチームワークを発揮し、昨シーズンは22戦21勝というF1史上に残る圧倒的な勝利を達成できたことを心から誇りに思います」

「HRCとホンダは今シーズンもパートナーとして全面的にサポートし、チームの4年連続タイトルへの挑戦を続けていきます」。

■ホーナー代表「ホンダF1の歴史の一部になれたことに感謝」

クリスチャン・ホーナー(オラクル・レッドブル・レーシング・チーム代表兼CEO)

「ホンダF1の記念すべき60周年と同時に、我々の20周年記念年が始まることはエキサイティングだ。私たちは、両チームにとって最も成功した年のひとつであることを喜ばしく思いながら、彼らの幅広いF1の歴史の一部になれたことに感謝している」

「昨シーズン、『Honda RBPTH001』は22戦中21勝という素晴らしい成績を残し、F1の歴史に残る数々の伝説的な記録を打ち立てた。マックス(フェルスタッペン)は今、最も成功したホンダドライバーという栄誉を得た。私たちの旅を振り返ると、2019年にパートナーシップを結んだ当初から、私たちのデビュー戦で表彰台を獲得し、しかもわずか3シーズンでチャンピオンに輝き、世界選手権3連覇という偉業を成し遂げた」

「レッドブル・パワートレインズを通じてホンダとのコラボレーションが成功したことを誇りに思う。ホンダが60年以上にわたって維持してきたチャレンジ精神と勝利への決意を体現し続けている」。

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