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トト・ヴォルフ代表「山を登らなければならない。このスポーツに奇跡はない」

2024年02月14日(水)19:39 pm

2024年2月14日、メルセデスF1が2024年の新車『W15』を発表した。

●【画像集:F1新車】メルセデスAMG F1 W15 Eパフォーマンス

カラーリングはノーズ部分をシルバーに戻し、その他多くはブラックのままにし、“コンビネーションカラー”とした。今年シルバーアローが90周年を迎えることで、シルバーを復活させた。

『メルセデスAMG F1 W15 Eパフォーマンス』は、過去2シーズンの教訓を生かしているという。

■トト・ヴォルフ代表「山を登らなければならない」

メルセデスAMGペトロナスF1チームのチーム代表兼CEOであるトト・ヴォルフは「最前線で戦うためには山を登らなければならないことは分かっている。オフシーズンはうまくいったし、チーム全体が信じられないほど集中し、決意を固めている」と語った。

■2023年から急速に進歩

2024年開幕戦バーレーンGP金曜日のFP1まであと15日。そして2023年シーズンはちょうど80日前に終了したが、チームはほぼ12カ月前に始まったプロジェクトに懸命に取り組み、ブラックリーとブリックスワースのファクトリーは活気に満ちていた。

旧コンセプトで臨んだ2023年の開幕戦バーレーンGPが不本意な結果に終わった直後、チームは業務のあらゆる面を鏡のように見つめ直した。

そして新たな方向性を定め、刷新が始まると、W14の既存のアーキテクチャの限界にもかかわらず目に見える進歩を遂げ、コンストラクターズ選手権で2位を獲得した。

トト・ヴォルフは次のようにコメントした。

「最前線で戦うためには山を登らなければならない。このスポーツに奇跡はないからね」

「しかし、我々の野心と決意は強い。この新しいコースを描いて以来、開発は順調に進んできた。このクルマの優先順位リストにはいくつかの項目があった。私たちが目指したステップに到達できたかどうかは、すぐにわかるだろう」。

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