スペインで2つ目のグランプリがマドリードで開催されることが発表されたが、現在の開催地バルセロナはF1カレンダーに留まることを決意している。
F1で最新の市街地レースが、長年スペインGPを開催しているバルセロナ(カタルーニャ・サーキット)にどのような影響を与えるかはわかっていないが、この発表前、カタルーニャ州政府のペレ・アラゴネス会長は、過剰な心配はしていないと主張していた。
「我々はF1と協力している。関係は良好だ。我々は、あと数年契約を継続できるよう取り組んでいる。我々はそれに取り組んでおり、前向きに前進している」
バルセロナは1991年以来、同じ常設サーキットでスペインGPを開催しているが、マドリードがその代わりを務めることが発表された。しかしこの発表以前、アラゴネス会長は、F1との交渉を加速させるプレッシャーは感じていないと主張していた。
「カタルーニャの利益を守るために、私たちはリズム、ダイナミクス、そして基準を設定する」
「カタルーニャにおけるF1の未来は、バルセロナ・カタルーニャ・サーキットとF1そのものにかかっている。他の誰でもない」
新しいマドリードでのスペインGP開催がバルセロナのイベントにとって致命傷になるかどうかについては、彼は言及しなかった。
「他の場所でグランプリが開催されるかどうかはF1の問題であり、我々の問題ではない」とアラゴネスは言う。
「今年はグランプリが開催され、2026年からはカタルーニャで開催されるグランプリの継続性を確保するために取り組んでいる」
「その後、他の場所で何が起こるかはF1が決めることだ」。
マドリードの新しいF1スペインGPは、空港近くのイベント施設「イフェマ」とその周辺で開催される。
日本では大阪観光局が民間が力でF1開催を目指すと宣言しており、世界中の都市がモータースポーツを超えたエンターテインメントでもある世界的スポーツイベントの誘致を目指している。