2023年シーズンはマックス・フェルスタッペンとレッドブルF1が歴史的な1年を過ごした。一方でライバルたちにとっては“厳しい1年”となったが、カルロス・サインツはフェラーリがレッドブルに追いつくポテンシャルがあると主張すると同時に、不安も感じているようだ。
サインツは今シーズン唯一、レッドブル以外のグランプリ・ウィナーとなった。しかしサインツは、レッドブルとフェルスタッペンは真の実力をまだ隠していると考えているようだ。
「マックスはすべてのレースで100%の力を発揮する必要がなかったと思うし、それが何よりも怖い。だから僕はチームに、0.4秒じゃなくて0.6秒の改善が必要だと言っているんだ」
「土曜日には、僕たちはそれほど離れていないけど、レース後半になると1周あたり0.3秒、あるいは0.5秒の差が生まれ、それがフィニッシュラインでは30秒差になる」
「(1年前の)“2022年”中盤のマシンが示した間違った方向に進むという間違いを犯したと思う。(当時)僕たちはそれほど離れていないと思っていた。それはメルセデスにも起こったことだよ」。