ミック・シューマッハ(メルセデスF1)の2024年に向けたリザーブドライバーとしての仕事は、今週、早すぎるスタートを切った。
■ラッセル、数週間体調を崩して病欠
先週、シューマッハはフランスのマニクール・サーキットで2023年型メルセデスをドライブし、ウェットタイヤのピレリテストを行ったが、今週はジョージ・ラッセルに代わってクリスマス前にチームのブラックリーとブリックスワースのファクトリーで働くスタッフを訪問した。
ルイス・ハミルトンとトト・ヴォルフも参加していたが、ラッセルは病欠を申し出た。
「ラッセルは何週間も体調を崩しており、シーズン最終戦まで体を引きずらなければならなかった」と、ドイツの『Auto Bild(アウト・ビルト)』紙にフレデリック・ハックバルト記者は語った。
「そのため、彼は今のところすべての義務を休んでいる」。
■父と過ごした人たちと過ごせた特別な繋がりがあるチーム
24歳のシューマッハは2023年シーズンをメルセデスのフルタイム・リザーブドライバーとして過ごしたが、来年はその役割とアルピーヌでの世界耐久選手権とル・マンでのレース復帰を分けることになる。
「アルピーヌでまたレースができることに興奮している。僕はレーサーだし、常にレーサーであり続けてきた」
「今年レースに出られなかったのは辛かったし、復帰して戦えるのは本当に嬉しい。僕はまだハードワークをしているし、F1に復帰するためのステップを踏み出したいと思っているよ」
ブラックリーとブリックスワースを訪問したことについては、面倒ではなかったと彼は主張する。
「ここでチームと関係を築き続けることができる。父がいたときにここにいた人たちも含め、みんなとたくさんの時間を過ごし、彼らのことを知ることができてうれしいよ」
「とても特別なチームだし、特別なつながりがあるんだ」。