ペレス、トラックリミット違反の原因は「シート位置」･･･ランキング3位ハミルトンとポイント差を広げるチャンスだったが･･･
F1第18戦カタールGP（ロサイル・インターナショナル・サーキット）の決勝レースが行われ、セルジオ・ペレス（レッドブル）はピットレーンスタートから10位でフィニッシュし1ポイントを持ち帰った。
●【2023F1第18戦カタールGP】決勝レース・全セッションの結果
■セルジオ・ペレス（レッドブル）
スターティンググリッド：ピットレーン
決勝レース：10位
「難しい午後だった。ハードタイヤでのスタートで、特に初期のセーフティカーで非常に複雑な状況だった。つまり、タイヤを暖めることができず、最終的にポジションを失い、十分な速さで本来あるべき進歩を遂げることができなかった。タイヤの温度が上がった頃には、（18周の）ピットストップが義務付けられていたため、ピットインしなければならなかった」
「昨日、スプリントでの事故でマシンを失ったけど、今日は完全に新しいマシンを用意したんだ。そのため、僕たちが持っていたマシンで結論を出すのは非常に難しく、スペックを元に戻さなければならなかった」
「僕は新しいトラックリミットに本当に苦しんだんだ。直前で導入されたものだし、それが正しいとは思わないけど、誰にとっても同じだし僕がもっと良い仕事をするべきだった。マシンの中でそれら（トラックリミット）を判断するのは難しかった。オーストリアの時と同じように、座る位置が少し低すぎたのも事態をさらに難しくしたと思うから、マシンを変更した時にたぶん（シートも）変更すべきだった」
「全体的に見て、僕たちには見るべきことがたくさんあるから、今週はファクトリーでチームと一緒に一生懸命働くつもりだよ」。
ポイントランキング3位のルイス・ハミルトン（メルセデス）がリタイアしたため、ポイントランキング2位のペレスは大量ポイントを稼いで差を広げるチャンスだったが、両者は30ポイント差でカタールを後にした。残るは5戦だ。
●【2023年F1チャンピオンシップ・ランキング】第18戦F1カタールGP終了後
