F1第18戦カタールGP(ロサイル・インターナショナル・サーキット)の2日目、19周のショートレース『スプリント』で2位に入ったマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、3年連続3度目のF1ワールドチャンピオンに輝いた喜びを「信じられない」と語った。
●【2023F1第18戦カタールGP】全セッションの結果・開催スケジュール
フィニッシュしたフェルスタッペンはクールダウンラップで次のように無線で語った。
「信じられないよ、みんな。なんて言っていいかわからない。信じられない1年だった。こんな素晴らしいクルマを用意してくれてありがとう。今年は本当に楽しかった。サーキットのみんな、ファクトリーのみんな、すべての努力をしてくれて本当にありがとう」
「このようなことを成し遂げることができたのは、みんなに感謝してもしきれない。パフォーマンスに関すること以外にも、みんなと一緒に仕事ができたことが嬉しかったし、それが最終的には一番重要なことなのは間違いない。本当にありがとう」
RB19でシーズン13勝を挙げてきたフェルスタッペンはメディアに対し、こう語った。
「もちろん、素晴らしい気分だよ。今年は素晴らしいレースがたくさんあったし、素晴らしい一年だった。もちろん、とても誇りに思う・・・3度のワールドチャンピオンになるなんて、本当に信じられないよ」。
将来のタイトルをすでに視野に入れているかと尋ねられたフェルスタッペンはこう答えた。
「何が起こるか見守るだけさ。今を楽しんでいるし、もちろん、この勢いをしばらく続けられることを願っている」。
鈴鹿でコンストラクターズ選手権を制したレッドブルは、フェルスタッペンのタイトル獲得でダブルタイトルを達成した。
一方、3度目のタイトルを獲得したフェルスタッペンは、サー・ジャック・ブラバム、サー・ジャッキー・スチュワート、ニキ・ラウダ、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナといったF1ドライバーの“エリート・クラブ”の仲間入りを果たし、F1史で語り継がれる伝説のドライバーの一人になった。