F1第14戦オランダGP(ザントフォールト)決勝レースを終えて、角田裕毅(アルファタウリ)がレースを振り返った。
●【2023F1第14戦オランダGP】レース結果・全セッションの結果・開催スケジュール
角田裕毅はソフトタイヤでロングランをするという「レース前の作戦」を決行したため、一時は4位を走行していたものの、その後はフレッシュなタイヤのライバルに抜かれてしまい、最終的には16位でフィニッシュした。
■角田裕毅(アルファタウリ)
スタート:17番グリッド
レース:16位
「僕としては良いスピードを見せられたし、レース前半はかなりの数のクルマから守りながらエキサイティングな瞬間をいくつか経験したので、そのことには満足しています」
「レース前、チームと僕はユーズド(中古)のソフトタイヤで走り続けるという作戦で合意していたし、最後まで走り切れると思っていました。グリップは悪くなかったのですが、(他のドライバーたちが履いた)ニュータイヤは思った以上にアドバンテージがあったので、結果的には功を奏しませんでした」
「雨が降り始めたとき、僕はピットインしたほうがいいと思いましたし、チームが僕の判断に耳を傾けて尊重してくれたことに感謝しています。結局、終盤のインターミディエイトタイヤでは十分なグリップが得られず、タイヤを温めて温度をキープするのに苦労しました。ちょっと珍しいことなので調べなければなりません」
「昨日の予選で自分たちのペースを見せられなかったのは残念ですが、今日は懸命に頑張ったので、レースで少しだけパフォーマンスを発揮できて良かったです」。