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【ペナルティ】角田裕毅3グリッド降格!メルセデスF1代表、角田は「いいヤツ」だが「かなり見苦しい」行為と批判

2023年08月27日(日)6:20 am

F1第14戦オランダGP(ザントフォールト)予選でルイス・ハミルトン(メルセデス)を妨害したとして、角田裕毅(アルファタウリ)に3グリッド降格ペナルティが科せられた。

●【2023F1第14戦オランダGP】全セッションの結果・開催スケジュール

ハミルトンは予選Q2終盤で角田につかまり、タイヤのオーバーヒートもあってポールポジション争いに加わることができなかった。

■スチュワード「角田は回避できたはずだ」

スチュワードは両ドライバーから話を聞き、様々なビデオ映像やデータを検討した結果、角田はもっと状況を回避することができたと判断し、ペナルティを科した。

角田は14番グリッドから17番グリッドに下がることになり、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)、ジョウ・グァンユ(アルファロメオ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)が1つずつ繰り上がることになる。

「角田はターン13の出口でドライ・レーシング・ラインを走行中で、ファステストラップの準備をしていた」

「角田は、他のクルマに抜かれたので、その差を取り戻すために遅いまま走ることにしたと説明した。スチュワードの見解では、角田には明らかにラインを外せたのに、このような妨害は不要であった」と述べた。

■トト・ヴォルフ代表、角田裕毅は「いいヤツ」だが「かなり見苦しい」行為と批判

予選直後、メルセデスのボスであるトト・ヴォルフは、角田裕毅の行為を「かなり見苦しい」と評し、角田にペナルティを科すよう求めた。

「ルイスは週末を通じて本当にいいペースだったと思うし、トラフィックのせいで(安全に)Q3進出を果たせなかったのは本当に痛かった」

「角田はいいヤツだが、ルイスのクイックラップを妨害し、ドライのラインから動かなかった。彼(ハミルトン)はインサイドに飛び込み、それほどのダメージはなかったようだが、ドライラインからウェットラインに行き、またドライラインに戻るのは彼(ハミルトン)に大きなダメージを与えた。コンマ1秒あればQ3に進めたと思う」。

■他の妨害についての見解

ハミルトンとランス・ストロール(アストンマーティン)が絡んだとされる別の妨害事件では、スチュワードからそれ以上の処分は下されなかった。

一方、ターン2でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)とカルロス・サインツ(フェラーリ)が接触した件では、サインツに戒告処分、フェラーリに5,000ユーロ(約79万円)の罰金が科せられた。

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