オランダの大手紙である『De Limburger(リムブルガー)』と『De Telegraaf(テレグラーフ)』が、リークされた2023年の暫定F1カレンダーには、スパ・フランコルシャン(ベルギーGP)とポール・リカール(フランスGP)が消えていると報じた。
■2023年のF1もバーレーンで開幕
『De Limburger(リムブルガー)』によれば、来年のF1は、バーレーンのサヒール・サーキットで3日間の公式プレシーズンテストを行った後、同じバーレーンで行われる開幕戦(3月5日決勝)でスタートすることになるという。
「暫定カレンダーでは、その2週間後にサウジアラビア、その1週間後にオーストラリアが続くことになっている」
■フランスとベルギーが消えるも年間24レースに?
そう続けた『De Limburger(リムブルガー)』は、F1でも伝統あるレースとして知られるフランスGPとベルギーGPについては「カレンダーから除外されている」とし、もしも中国が十分な規制緩和を行って上海での中国GPが3シーズンぶりに復活することが確実となれば、史上最多となる年間24レースが開催されることになるとしている。
その一方で、『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙によれば、もしも2023年に現在うわさされている南アフリカでのF1グランプリ開催が実現しなければ、スパ・フランコルシャンが1年の延長契約を結ぶことができる可能性もあるとしている。
■モナコには存続のチャンスあり
これらの報道によれば、世界3大自動車レースのひとつに数えられる伝統的F1レースであるモナコGPに関しては、2023年以降も新たな契約が締結される見込みだという。