NEXT...F1開催スケジュール

【F1】新たなマネジメント体制で新シーズンに臨むアストンマーティンとアルピーヌ

2022年01月14日(金)19:04 pm

2022年のF1シーズンには、少なくとも2つのチームが新たなトップマネジメント体制で臨むことになりそうだ。

今月初旬には、これまでアストンマーティンのチーム代表を務めていたオットマー・サフナウアーが同チームを離脱したことが明らかとなった。

サフナウアーに関しては、昨シーズン終盤からアルピーヌへ移籍するのではないかとの噂がささやかれており、近いうちにそれが正式に発表されるものと考えられているようだ。

アルピーヌでは2021年1月にレーシングディレクター就任したダビデ・ブリーヴィオがその職を降り、2020年まで活躍していたMotoGPに再び復帰することになると考えられている。

さらに、アルピーヌは13日(木)にエグゼクティブディレクターを務めていたマルチン・ブドコフスキーの離脱も正式発表している。

2018年4月にルノーに加わったブドコフスキーだが、その前はFIA(国際自動車連盟)の技術部門に所属していた経験を持っており、噂では、マイケル・マシに代わってF1レースディレクターに任命される可能性があるのではないかと言われている。

一方、そのブドコフスキーがサフナウアーの後任としてアストンマーティンに移るのではないかとの噂もあるものの、昨年9月にアストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズのCEOに迎えられたマーティン・ウィットマーシュがサフナウアーの後任となる可能性が一番高いと考えられている。

ウィットマーシュはかつてマクラーレンのチーム代表を務めた人物であり、F1チームを率いる手腕には定評がある。

いずれにせよ、アストンマーティンとアルピーヌが新たなマネジメント体制で2022年シーズンに臨むことになるのは確かであり、新技術レギュレーションの導入と相まって、この2チームがどのようなパフォーマンスを見せることになるのかにも注目が集まることになりそうだ。

なお、アストンマーティンはこのほど、2月10日(木)に2022年型F1マシンをお披露目することを正式に発表している。

今年は2月23日(水)からスペインのバルセロナで最初のプレシーズンテストが行われることになっており、どのチームもそれまでには新車発表を終えることになるはずだ。そして、アストンマーティンが新車の発表日を明らかにした最初のチームとなっている。

【追記】
アストンマーティンは14日に、前BMWモータースポーツ責任者のマイク・クラックを新たなチーム代表に起用することを発表した。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック