F1最高責任者(CEO)のステファノ・ドメニカリは、ルイス・ハミルトンは間違いなく2022年もメルセデスF1マシンのコックピットに収まることになると考えている。
2021年のF1最終戦アブダビGPでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に敗れ、通算8回目のF1ドライバーズタイトル獲得に失敗したハミルトンは、そのレース運営に大きな不満と失望を抱えており、このままF1を引退する可能性もあると噂されている。
だが、2020年から最高責任者としてF1を率いているドメニカリは、母国イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。
「私は、彼がバッテリーを再充電して戻ってきて、8回目のタイトル獲得に向けてこれまで以上に取り組むことを確信しているよ」
アブダビで劇的な逆転劇を演じて初のF1チャンピオンに輝いたフェルスタッペンも、ハミルトンがこのままF1を去るとは考えていないようだ。
「普通であれば、ルイスは戻ってこなくてはならない」
「レース後にその言葉が僕の頭に浮かんだよ。だけど、彼にとっては普通の感情的反応だったんだと思うよ」
オーストリアの『Servus TV(セアヴスTV)』にそう語った24歳のオランダ人ドライバーは、次のように付け加えた。
「だから、僕は彼が戻ってくるのを期待しているよ」