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【F1】今季の第20戦はカタールでの開催が決定

F1は30日（木）、キャンセルとなったオーストラリアGPの代替レースとしてカタールのロサイル・インターナショナル・サーキットで今季の第20戦を開催することを正式発表した。

当初、今年は全23戦で行われる予定だったF1だが、いまだに世界中で新型コロナウイルスが猛威をふるう中、最終的には1レース少ない22戦を開催することを発表していた。

そして、未定となっていたオーストラリアGPの代替レースとして、今季は第20戦カタールGP（11月21日決勝）がカレンダーに組み込まれることになった。

これにより、2021年のシーズンはカタールでのレースを皮切りに、第21戦として初開催となるサウジアラビアGP（12月5日決勝）、そして最終第20戦アブダビGP（12月12日決勝）が開催されることになり、中東での3レースでシーズンが締めくくられることになる。

さらに、F1はカタールとの間に2023年から10年間に及ぶ開催契約を結んだことも発表している。

F1は声明の中で次のように語っている。

「F1の役に立ちたいというカタールの強い意志があり、その過程において、より長いパートナーシップのビジョンが議論され、10年間の合意に至ったものだ」

今年はオーストラリアGPの代替開催を務めることになったカタールだが、2022年にはグランプリを行わず、その間に新たなレース開催サーキットの建造なども検討していくことになるようだ。

「長期的な契約の一環として2023年以降のグランプリ開催地についても協議を続けることになっており、詳細は後日お知らせすることになる」とF1の声明には書き添えられている。