F1オーストリアGP(レッドブル・リンク)予選で、角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)が自己ベストの7番手を獲得した。
●【F1第9戦オーストリアGP】予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
角田はQ1を14番手で通過。あと0.042秒遅れていたらQ1敗退というギリギリのタイム。それほど中団勢は接戦だ。
そんな接戦の中、角田は慌てることなくQ2は8番手で通過した。こちらも0.041秒というギリギリのタイムでの通過だった。
そしていよいよQ3。角田はトップから0.553秒遅れの7番手タイムを記録した。6番手のピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)とは0.166秒差、8番手のセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)とは0.463秒差と、Q2までのタイム差よりも前後とやや差が付いた結果となった。
ポールポジションを獲得したマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)で大観衆はサッカースタジアムのように大歓声。自己最高7番グリッドからスタートする角田はかなり落ち着いた戦い方をしているのがよく分かり、ここでもF1ドライバーらしくクルマのポテンシャルを発揮できるレースができそうだ。