F1第4戦スペインGP(バルセロナ・カタルーニャ・サーキット)決勝レースが行われ、日本期待のルーキー角田裕毅(アルファタウリ・ホンダ)は7周目のターン10進入で突如エンジンがストップしてリタイアとなった。
●【F1第4戦スペインGP】決勝レースのタイム差、周回数、ピット回数
原因は燃圧トラブルということだ。角田裕毅はデビューレースで9位入賞を果たしたものの、これで3戦連続でポイントを逃している。
一方、チームメートのピエール・ガスリー(アルファタウリ・ホンダ)は開幕戦こそノーポイントだったものの3戦連続でポイントを獲得。ルーキー角田にとっては試練が続いており、一戦一戦が勉強となっている。
角田は予選で16番手とQ1敗退となった際に、チーム批判と捉えられるようなコメントを発していたが、自身の公式ツイッターで「チーム批判のつもりはなく、自分にイライラしていた」と謝罪しており、各方面からのプレッシャーがかかるなどF1の洗礼を浴びている。
角田はこうしたプレッシャーをはね除けて結果を残していくことが求められているが、F2でもマシンを習熟した後半から調子を上げてきただけに前半は勉強の期間が続きそうだ。
レースを優勝したのはルイス・ハミルトン(メルセデス)、2位はマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)、3位はバルテリ・ボッタス(メルセデス)だった。