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【FP2レポート】レッドブルがトップ!ホンダ・パワーはトップ10に3台!2番手リカルドに不安/F1ベルギーGP

2020年08月29日(土)5:36 am

2020年F1第7戦ベルギーGP(2020年8月28日から30日決勝)がスパ・フランコルシャンで初日を迎え、フリー走行2回目が行われた。

●【FP2結果】F1第7戦ベルギーGPフリー走行2回目のタイム差、周回数

気温16℃、路面温度23℃、湿度67%という低い気温の中でセッションは始まった。

天候は“スパ・ウェザー”。前座のF3ではドライタイヤでの走行ではあったもののコースの一部で水しぶきがあがる程度のシャワー(小雨)が降った。まだ一部の路面が湿っていることから、各チームはしばらく路面が乾くのを待った。

しかし曇り空ではすぐに乾くことなかったが、11分過ぎにアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)がドライタイヤでコースイン。その後はキミ・ライコネン(アルファロメオ)、そして様子を見ていた各車もコース上でセットアップの調整を進めていった。

ランド・ノリス(マクラーレン)は無線で「ミスファイアが起こっている」と報告してピットイン。大きなトラブルではなかったようで、その後も走行を続けた。

各車が徐々にペースアップしていく中、ダニエル・リカルド(ルノー)がトップタイムを叩き出した。仕上がりは好調なようだ。その後すぐにマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)がタイムを更新しトップへ浮上。フェルスタッペン、リカルド、ルイス・ハミルトン(メルセデス)は0.1秒以内という僅差だ。

残り23分過ぎ、セクター2でイエローフラッグが出た。リカルドがストップしている。有名なオー・ルージュを駆け上がったところで油圧系のトラブルが出たようで、予防措置としてコース脇にマシンを止めた。好タイムが出ていただけにリカルドも心配そうだ。

残り13分過ぎ、今度は赤旗が出てセッションは中断。ターン1の出口にデブリが落ちているという表示だ。そのデブリとはコース脇のスポンサー看板が剥がれ落ち、コース上に落ちてしまっていた。前座のF2でクラッシュした際の影響と思われる。

デブリはすぐに回収され、残り9分過ぎにセッションは再開したものの、各車チェック走行に留まった。

ここでセッションが終了。トップのフェルスタッペンから11番手ランス・ストロール(レーシングポイント)までが1秒以内の差と大接戦の様子だ。アレクサンダー・アルボン(レッドブル・ホンダ)も4番手につけたことで、レッドブル・ホンダとしては期待が持てる結果となった。

アルファタウリ・ホンダは、ピエール・ガスリーが10番手、ダニール・クビアトが12番手につけ、決勝レースでトップ10が期待できる好位置につけて初日を終えた。

心配なのはフェラーリの仕上がりだ。シャルル・ルクレールは15番手、セバスチャン・ベッテルは17番手という結果。これは好調アルファロメオ勢の13・14番手を下回っており、初日とはいえフェラーリの仕上がりは良いとは言えない。スパの後はフェラーリの地元イタリアでの2連戦が控えているだけに、熱狂的なフェラーリのファン、ティフォッシも心配だろう。

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