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【ホンダF1】フェルスタッペンが2戦連続の2位表彰台、3台がポイント獲得/F1イギリスGP

2020年08月03日(月)5:14 am

2020年8月2日(日)、F1第4戦イギリスGP(シルバーストーン・サーキット)決勝レースを終えて、ホンダF1が次のように振り返った。

●【決勝レース結果】2020年F1第4戦イギリスGPのタイム差、周回数、ピット回数

■ホンダF1:レースレポート

第4戦イギリスGPの決勝レースがシルバーストーン・サーキットで開催され、アストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンが2戦連続の2位表彰台でフィニッシュしました。さらに、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが7位、アレクサンダー・アルボンが8位に入賞し、Hondaパワーユニット勢は3台がポイント獲得を果たしました。

レースは、オープニングラップの最終コーナーで、アルボンとケビン・マグヌッセン(ハース)が接触し、早くもセーフティカー導入となります。アルボンは、このセーフティカー走行が明けた直後の7周目にピットインし、ハードタイヤに交換。ここからロングスティントを目指す戦略を採りますが、接触によって5秒加算のタイムペナルティーを科されます。

2台のスクーデリア・アルファタウリは、ポイント圏内が目前となる位置で走行し、ダニール・クビアトはアントニオ・ジョビナッツィ(アルファロメオ)をオーバーテイク。ガスリーが11番手、クビアトが12番手となって追い上げを目指します。しかし、その直後の11周目にクビアトがクラッシュ。高速コーナーのマゴッツ(ターン10)からベケッツ(ターン13)にかけてのセクションでマシンのコントロールを突然失いましたが、幸いにもケガはありませんでした。クラッシュの原因についてはレース後に調査が行われています。

これによって再びセーフティカーが導入されると、このタイミングで各車はピットへ入り、ハードタイヤに交換。ここからチェッカーフラッグまで走りきる戦略に切り替えました。先にタイヤ交換を済ませていたアルボンは、30周目に2度目のピットインを行い、ミディアムタイヤに交換するとともにタイムペナルティーを消化します。

11番手を走行していたガスリーは、レース終盤にかけて追い上げを見せます。フェラーリのセバスチャン・ベッテルの背後につけると、ターン15のストウで外側からオーバーテイクに成功すると、その後のターン1でランス・ストロール(レーシングポイント)もパスして、9番手までポジションを上げます。

その後方にいたアルボンも、ベッテルとストロールをかわして10番手に。また、フェルスタッペンは後ろを大きく引き離し、3番手を盤石なものとして最後の3周に入ります。

その時、フェルスタッペンの前方を走行していたバルテリ・ボッタス(メルセデス)が、タイヤにパンクを喫してスローダウン。フェルスタッペンが2番手の座を手に入れると、後方との差も十分だったことから、チームはピットインさせてソフトタイヤに交換し、ファステストラップを目指すとともにタイヤを万全な状態にします。

こうしてファイナルラップに入った瞬間、首位を行くルイス・ハミルトン(メルセデス)にもパンクが発生してスローダウン。約30秒差で2番手につけていたフェルスタッペンは、ファステストラップをマークしながらその差を詰めましたが、捉える一歩手前でチェッカーフラッグとなり、2位でフィニッシュしました。

また、カルロス・サインツ(マクラーレン)も同様にパンクが発生し、ガスリーとアルボンがポジションアップ。一度は後方でのレースを強いられた2人でしたが、見事な追い上げで、それぞれ7位、8位でのフィニッシュを果たしました。

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