F1イギリスGP(2020年7月31日(金)から8月2日(日)決勝レース)がシルバーストーン・サーキットで開幕し、ホンダF1が次のように初日を振り返った。
●【FP2結果】F1第4戦イギリスGPのタイム差、周回数 復帰のヒュルケンベルグも好タイム!
■ホンダF1:初日レポート
イギリスGPのレースウイーク初日は厳しい暑さの中始まり、FP1でアストンマーティン・レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンがトップタイムをマークする好スタートを切りました。
FP1は気温が34℃に達する中で行われ、フェルスタッペンは1分27秒422と後続におよそ0.5秒差のトップタイム。チームメートのアレクサンダー・アルボンは、前戦のハンガリーからアップデートした新しいコンポーネントに苦戦しながらも、トップ4入りを果たしました。
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのダニール・クビアトは10番手につけ、そのわずか0.041秒差でピエール・ガスリーが11番手と続きました。
■フリー走行2回目でアルボンがクラッシュも無事
FP2はさらに気温が上がる中で行われ、アルボンがトップとわずか0.1秒以内の差で2番手を走行しました。しかし、セッション中盤に差し掛かったとき、アルボンは高速コーナーでコースアウト。コースバリアにクラッシュして走行を終えることを与儀なくされました。幸いアルボンにケガはなく、メディカルセンターからも無事に帰ってくることができました。
このアルボンのクラッシュにより赤旗中断となり、何人かのドライバーたちはこのFP2で燃料タンクが軽い状態でのタイムアタックを行うことができませんでした。タイムアタックができたガスリーは8番手タイム。一方でロングランにフォーカスを置いたフェルスタッペンとクビアトはそれぞれ14番手、15番手でセッションを終えました。
このレースウイークは徐々に気温が下がる予報ですが、今日得たデータを活用し、明日以降のセッションに臨みます。