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元F1ドライバーでパラ五輪金メダルのザナルディは「時々意識があるだけ」

2020年07月24日(金)21:13 pm

元F1ドライバーでハンドサイクリング・オリンピックチャンピオンのアレックス・ザナルディが入院してから1ヶ月、深刻な頭や顔の怪我から回復し「時々意識があるだけ」のようだ。これはザナルディが現在回復のために入院しているリハビリクリニックを訪問した司祭、ルカ・ポリ神父の言葉だ。

ザナルディの息子ニッコロは今週、父の視力についてはあまり気にしておらず、「父がまた私たちとコミュニケーションができるかどうか」については気にしていないと語り、「リハビリには長い時間がかかるだろう」と言った。

ルカ・ポリ神父は「アレックス・ザナルディは時々意識があるだけで、すぐに疲れが出ていました。リハビリには長い時間がかかるでしょう」と『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に語った。

「シエナからここに転院した後、彼は非常に疲れていて、私は彼をほんの少ししか見ることができませんでした。また、私たちはこうした時代に(コロナの影響で)患者から距離を置かなければならなかったため、私は彼の手を握ることもできませんでした」

「確かなことは、信じられないほど生きる意志のある男です。正直なところ、彼がどこからエネルギーを得ているのかはわかりません」

「愛する家族に囲まれていますが、非常に重要なのは患者自身から来るものです」

「私は体力について話しているのではありません。回復というのは医師による仕事よりも、患者自身の意志に依存すると信じています」

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