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【FP1レポート】無観客の中、F1サウンドが鳴り響く！タフで短いシーズンの幕開け！／F1オーストリアGP

ようやくF1オーストリアGP（2020年7月3日(金)〜7月5日(日)決勝レース）が開幕し、フリー走行1回目が行われた。夏の開幕にもかかわらず、未だに全グランプリのカレンダーが決まっていないという異例のタフなショートシーズンの幕開けだ。

●【FP1結果】2020年F1第1戦オーストリアGPフリー走行1回目のタイム結果

無観客の中、各車インスタレーションラップを何度も行い、各パーツの動作確認やセットアップの確認を繰り返した。

途中小雨がコース上に落ちてきたもののタイヤを交換するほどではなかった。

最初からタイムを出していたのは“黒い”メルセデスの2台。やはり今年も速い。バルテリ・ボッタス（メルセデス）の車載映像ではステアリングが前後に動いているのが映っており、DASが装着されていたのがはっきりわかった。しかもDASがデビューした2月のテスト時と比べると動きがスムーズで、ストロークも短くなっているようだった。金具類も変更されているようだった。

それに続いたのは、レッドブル・ホンダ、マクラーレン、そして“ピンク・メルセデス”のレーシングポイントだった。

このセッションのトップタイムはルイス・ハミルトン（メルセデス）、2番手はバルテリ・ボッタス（メルセデス）、3番手はマックス・フェルスタッペン（レッドブル・ホンダ）。

レッドブル・ホンダのアレクサンダー・アルボンは7番手。

アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは16番手、ダニール・クビアトは19番手だった。

まだセッションは始まったばかり。各チームは予選と決勝に合わせて各種プログラムを順調にこなしてくるだろう。

F1オーストリアGPフリー走行2回目は、日本時間22時から開始だ。

●【タイムスケジュール】2020年F1第1戦オーストリアGP