NEXT...F1開催スケジュール

F1に新たなうわさ!メルセデスがアストンマーティンに変わる?

2020年01月20日(月)18:21 pm

トト・ヴォルフがローレンス・ストロールと手を組んでメルセデスのF1ワークスチームの買収を考えているようだとのうわさがささやかれている。

ヴォルフは現在メルセデスのモータースポーツ責任者であり、そのF1ワークスチームのチームCEOを務めている人物だ。

そのヴォルフについては、現在F1のCEOを務めているリバティ・メディアのチェイス・キャリーの後任として、F1最高責任者のポジションに就くことを目指していたと伝えられている。だが、フェラーリがそれに対して拒否権を発動し、ヴォルフには少なくとも3年間のガーデニング休暇を取ることを求めたものと考えられている。

一方、カナダの大富豪であるストロールは現在レーシングポイントのオーナーであり、息子のランス・ストロールがそのチームでセルジオ・ペレスとコンビを組んでいるのは説明の必要もないだろう。

ストロールに関しては、イギリスの有名自動車会社であり、現在レッドブルのタイトルスポンサーを務めているアストンマーティンの買収を目指しているとの報道も行われており、2億6000万ドル(約286億円)の資金を用意しているとも伝えられている。

そして、最近の報道によれば、ストロールがオーナーを務めるレーシングポイントが2021年にはアストンマーティンと呼ばれるようになる可能性が高まっているとも言われている。

しかし、このほど『f1-insider.com』が報じたところによれば、そこにまた新たな動きが出てきているという。それはヴォルフとストロールが手を組んでメルセデスのF1ワークスチームを買収する計画を立てているというのだ。

『f1-insider.com』は、前F1最高責任者のバーニー・エクレストンによる次のようなコメントを紹介している。

「トトは、メルセデスが(F1活動から)撤退し、エンジンサプライヤーとしての活動だけに留まるようなことになった場合に備えたいと思っているんだ」

「実際のところ、メルセデスがまだ2021年以降に向けた新たなコンコルド協定にサインしていないのは変だよ」

「だが、すでに全てを手にしたメルセデスがさらに大金を投じ続ける必要があるだろうか?」

そう語ったエクレストンは次のように付け加えている。

「(企業)イメージに関して言えば、あの(メルセデス)グループはハイブリッドエンジンのマーケティングには完全に満足しているよ」

『f1-insider.com』は、もしもエクレストンが言うようにメルセデスがF1ワークスチーム活動から手を引くことを決めた場合にはヴォルフとストロールが共同でブラックリーにある現ファクトリーを買収して新チームを立ち上げる可能性があり、そのチームがアストンマーティンと呼ばれることになるだろうと予想している。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック