フェラーリのチーム代表を務めるマウリツィオ・アリバベーネが、フェラーリの2019年型F1マシンを来年2月18日(月)にバルセロナで始まる公式シーズン前テストの3日前に発表することを明らかにした。
■新車発表は2月15日(金)
13日(木)にイタリアの『Autosprint(オートスプリント)』主催の表彰式に出席していたアリバベーネは、そこで記者たちに対し2019年2月15日(金)に新車発表を行うと語り、次のように続けた。
「製造はかなり進行した段階にある。だが、本当の結果はバルセロナのサーキットでほかのクルマと自分たちのものを比較したときに初めて見えてくることになる」
「私はちょうど2週間前に新車を見た。私は予算とコンコルド協定を遵守してきているが、スタッフたちは彼らの仕事をよくやってくれているよ」
■来年はベッテルが本当の力を示すはず
アリバベーネはさらに、来季もセバスチャン・ベッテルがフェラーリの事実上のナンバー1ドライバーとしてこれまで以上の活躍を見せることを期待していると次のように語っている。
「彼はフェラーリではまだ最高の自分を表現することができていない。だが、来年には彼がそうできるはずだと私は確信しているよ」
「今年は準決勝で敗れたようなものだったが、我々は決してあきらめない。もちろん、そのためにはもう一歩前進することが必要だ。今年犯してしまったすべてのミスに関して、共に理解しなくてはならない」
■ルクレールが才能を生かせるよう守っていく
そう語ったアリバベーネは、キミ・ライコネンの後任として来季ベッテルのチームメートを務めることになるシャルル・ルクレールついても次のように付け加えた。
「セブ(ベッテル)に関しては、ルクレールに多くを教えることができる。我々は彼(ルクレール)に絶大な信頼を置いているし、彼には才能がある。だが、我々は彼を守らなくてはならないし、フェラーリに来たことで彼の才能が焦げ付かないようにしていく必要がある」