セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、同じドイツ出身の先輩ドライバーでありミハエル・シューマッハからアドバイスをもらうことができないのが残念だと語った。
7度F1王座についた伝説的F1ドライバーであるシューマッハは、2013年末に起きたスキー事故で脳に大きなダメージを受けてしまい、現在もスイスの自宅で療養中だ。
「ミハエルはマラネロ(フェラーリ)で何年も過ごしたし、彼の精神はいまだにチーム内に息づいているよ」
「僕たちはエンジニアの言葉ではなく、ドライバーの言葉で話をすることができただろうし、だからこそ彼と話ができればものすごく役に立ったはずさ」
「僕はミハエルとはすごくいい関係を築けていたしね」
「確かに、彼がいなくてさびしいよ」
『Blick(ブリック)』にそう語った31歳のベッテルだが、シューマッハがスキー事故を起こして以降一度も面会に行ったことはないという。