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【トロロッソ・ホンダ】2台とも接触 レッドブルとは白熱したバトルを展開/F1イタリアGPレポート

2018年09月03日(月)4:42 am

F1第14戦イタリアGPの決勝レースが午後3時10分より行われた。モンツァは朝からぶ厚い雲に覆われ、レース開始時に気温21℃、路面温度28℃、降水確率は60%のコンディションの下、決勝レースを迎えた。

●【画像:決勝レース結果】2018年F1第14戦イタリアGP決勝レースのタイム差、周回数、ピットイン回数

レッドブル・トロロッソ・ホンダの2台は、ピエール・ガスリーが5列目9番手、ブレンドン・ハートレーは予選18番手だったが、上位車2台のペナルティーにより8列目16番手からのスタート。ともにスーパーソフトタイヤでスタートした。

■決勝レース

午後3時10分にフォーメーションラップがスタートし、53周のレースが幕を開けた。スタート直後、第1コーナー手前でハートレーが他車と接触するアクシデントが発生し、ハートレー車のサスペンションが破損。これにより無念のリタイアとなってしまった。第1コーナーとその先の位置取りで後続に先行を許したガスリーは、1周目に11番手へとポジションを落とす。

1周目に発生したアクシデントによりセーフティカーが導入され、2周後にレースが再開された。その直後、ガスリーは前を走るマクラーレンのマシンをオーバーテイクしようとする際に接触、マシンにダメージを負った影響で、その後はペースが上げられない状況が続く。それでも中団グループでの激しいバトルの中、ポジションを守ろうと奮闘。

10周目にはPU交換により後方スタートとなったダニエル・リカルド(レッドブル)と接触するほど白熱した激しいバトルを展開した。しかし、後方から追い上げるフェラーリのセバスチャン・ベッテル、リカルドらにポジションを明け渡し、11周目には13番手となった。

その後、トラブルや早めにピットインするマシンもあったが、ガスリーは13番手をキープ。ピットインを引き延ばして35周目にタイヤ交換を行った。ソフトタイヤに履き替えたガスリーは16番手でレースに戻り、追い上げを開始する。

42周目、43周目に先行車がピットインし、14番手にポジションを上げたが、それ以上ポジションを上げることはできず、レース終盤にはニュータイヤでペースに勝る後続にパスされ、15番手でフィニッシュとなった。4戦連続でのポイント獲得を目指した戦いだったが、残念ながら、それは叶わなかった。

F1第15戦シンガポールGPは、シンガポールの市街地コースで9月14日~16日にかけて行われる。

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