トロロッソ・ホンダのジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)がF1イタリアGP予選を次のように振り返った。
●【予選結果】2018年F1第14戦イタリアGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数
■ジョナサン・エドルズ(チーフ・エンジニア)
「今日の午後は少し複雑な心境でした。私たちのマシンにとって難しいと予想していたコースで、またピエールがすばらしい予選を見せ9番グリッドを獲得してくれました。一方で、残念ながらブレンドンはわずか0.1秒差でQ2進出を逃してしまいました。
Q1ではそれぞれのマシンがスリップストリームを有効に使いたがっていたので、誰もその列を先導したがらず難しいセッションでした。ピエールはセッション終盤ですばらしいラップを走りQ2へ進出することができました。
Q2も同じくスリップストリームを使うのが難しく、接戦となりました。しかし、期待していた走りを見せたピエールが0.002秒の差でQ3進出を決めてくれました。
Q3はわたしたちのできる限りを発揮できたセッションになりました。昨日から今日にかけて行ったセッティング調整がうまくいき、ストレートスピードも改善され、ドライバーたちもマシンのバランスに満足していたようです。
金曜日のセッションで行ったレースを見据えたロングランでの走行に手応えを感じていたので、明日のレースにも期待ができそうです。
予選の結果に喜んだホームのファンの歓声をピットウォールで聞いた時は、本当にうれしかったです。昨日の悪天候に耐えてくれたファンの熱心な想いが、共に喜ぶために今日の結果を導いてくれたのだと思います!」