ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

「アロンソは夏休み後に決断するだろう」とザック・ブラウン

2018年06月12日(火)16:44 pm

フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)が2019年に何をするのかは夏休みが終わったころにはっきりするかもしれない。

■今週末はル・マン24時間に出走

先週末に行われたF1カナダGPでF1通算300戦目を迎えたアロンソだが、その記念すべきレースをリタイアで終えた後、今週末はトヨタのWEC(世界耐久選手権)チームの一員として伝統のル・マン24時間レースを戦うことになっている。

アロンソはF1通算300戦を迎えたことと今週末のル・マン24時間レースに向けての意気込みをカナダGPが行われたモントリオールで次のように語っていた。

「すごく長い時間をかけ、非常に多くのチームの信頼を得てここまでこられたことを誇りに思っているよ。来週が(ル・マン24時間で)僕にとって次の節目となることを期待している」

そのアロンソに関しては、今季限りでF1を引退し、2019年にはインディカーにフル参戦するのではないかとうわさされている。

■フォーミュラEも選択肢のひとつ?

だが、ル・マン24時間レースでアロンソのチームメートを務める元F1ドライバーのセバスチャン・ブエミは、アロンソはフォーミュラEにも興味を持っているようだと示唆している。

フォーミュラEで2015-2016年シーズンにシリーズチャンピオンに輝いたブエミは次のように語った。

「彼はかなり(フォーミュラEに)興味を持っているみたいだよ。彼はいろんなことを聞いてくるし、すごくよく知っているんだ」

■今のF1はコンストラクターズ選手権

ともあれ、今季はホンダからルノーにエンジンサプライヤーを変更したマクラーレンだが、やはり上位争いに顔を出すことができるようなパフォーマンスを発揮することができておらず、アロンソとしても現状にかなり不満を抱えているのは間違いない。

カナダGPの予選で14番手という結果に終わったアロンソはセッション後に次のように語っている。

「2台のフェラーリ、2台のメルセデス、2台のレッドブル、2台のルノー、2台のフォース・インディアだ。これはコンストラクターズの世界選手権だよ。ドライバーのではなくてね」

■アロンソと組んでインディカー参戦を目指すマクラーレン

アロンソが来季インディカーに挑戦することになりそうだといううわさが強くなってきている背景には、現在所属するマクラーレンがインディカー参戦を検討していることが明るみに出たことがある。

2017年にはアロンソがF1モナコGP、ル・マン24時間と並んで世界3大自動車レースに数えられるインディ500に挑戦するためにアンドレッティ・オートスポーツの協力を得てマクラーレンがスポット参戦という形でエントリーしていた。

最近のうわさによれば、似たような形で2019年にインディカー参戦を開始し、その後マクラーレン単独チームとしてフル参戦を継続する計画を進めているようだと言われている。

■アロンソは来年もマクラーレンで走るとブラウン

そうした中、マクラーレン・レーシングのCEOを務めるザック・ブラウンがモントリオールで次のように語ったと報じられている。

「フェルナンドは来年もマクラーレンで走ることになるだろう」

「昨日、我々はワインを1杯やりながら話をしたんだ。まぁ、ワインを飲んだのは私だがね」

笑いながらそう語ったブラウンは次のように続けた。

■アロンソの決断は夏休み後?

「フェルナンドはまだレースにすごい情熱を持っているよ。だが、私の考えでは、彼はまだ2019年にどうするか決めていないと思う」

「私は彼はマクラーレンにとどまり、この、あるいはあちらのプロジェクトに加わるだろうと確信しているよ」

ブラウンは次のように締めくくっている。

「フェルナンドのような男にプレッシャーをかけることなど不可能なんだ。彼は選択肢を検討して決断を下すことになるだろう。私が思うに、夏休みが終わってすぐにね」

今年のF1は第12戦ハンガリーGP(7月29日決勝)の翌週に7月31日(火)と8月1日(水)の2日間にわたってシーズン内公式テストが行われることになっている。その後F1は実質的には2週間ちょっとの夏休みを経て後半戦初戦となるベルギーGP(8月26日決勝)が行われるスパ・フランコルシャンへと向かうことになる。

ブラウンのコメントからすれば、早ければ8月中にはアロンソの来季に向けた去就が明らかとなるかもしれない。

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