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【FP2レポート】フェラーリ1-2!トロロッソ・ホンダは8番手/F1バーレーンGP

2018年04月07日(土)1:58 am

2018年F1第2戦バーレーンGPが4月6日(金)、バーレーン・インターナショナル・サーキット(1周/5.412km)で開幕。現地時間16時(日本時間24時)から行われたフリー走行2回目でフェラーリのキミ・ライコネンがトップタイムを刻んだ。

●【FP2結果】F1第2戦バーレーンGPのタイム差、周回数

予選や決勝と同じ時間帯で行われることから非常に重要な90分のセッションが開始されると、まず今季好調のハース勢がコースに飛び込んでいく。

序盤は全ドライバーがここに持ち込まれている3種類のタイヤのうち硬い方からの2種類であるミディアムタイヤあるいはソフトタイヤで周回を重ねた。

セッション開始から25分ほどが経過したところでライコネンが真っ先に一番軟らかいスーパーソフトタイヤでコースイン。予選を想定したショートランプログラムに移っていく。ライコネンはここでこのセッションでの最速タイムとなる1分29秒817を刻んだ。

その後、続々とライバルたちもスーパーソフトに履き替えてタイム計測ラップに臨んでいくが誰もライコネンのタイムを上回ることはできない。そんな中、チームメートのセバスチャン・ベッテルがライコネンのタイムに100分の1秒差に迫る2番手タイムを刻み、フェラーリが1-2体制を築いていく。

3番手にはバルテリ・ボッタス、4番手にルイス・ハミルトンが続き、メルセデス勢が3番手4番手を形成、レッドブルのマックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドが5番手6番手で続き、3強チームドライバーが順当にトップから6番手までを占める展開となった。

ルノーのニコ・ヒュルケンベルグが7番手タイムを刻み、ホンダPUを搭載するトロロッソのピエール・ガスリーが8番手で続くと、ホンダからルノーPUにスイッチして今季に臨んだマクラーレンのフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが9番手10番手となり2台ともにトップ10入りを果たしている。

セッション終盤は各チームがロングランプログラムに移行し、順位ボードの名前が入れ替わることはなかった。だがセッションの残り時間が15分を切ったところでピットに戻ってソフトタイヤに交換したライコネンがピットアウトしてすぐにコース脇にクルマを止めてしまう。

どうやらライコネンのマシンには右フロントタイヤの装着ミスがあったようで、これに関してはセッション後に審議対象となることが発表されている。

終盤に思わぬライコネンのアクシデントが発生したフェラーリだが、ここまでのところはショートラン、ロングランの両面においてメルセデスやレッドブルを上回るパフォーマンスを示しており、現時点では予選や決勝に向けて優位な位置につけていると見てよいようだ。

■フリー走行2回目トップ10ドライバー

トップ/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:29.817
2番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:29.828
3番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:30.380
4番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:30.472
5番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:30.745
6番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:30.751
7番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:31.220
8番手/ピエール・ガスリー(トロロッソ) 1:31.232
9番手/フェルナンド・アロンソ(マクラーレン) 1:31.282
10番手/ストフェル・バンドーン(マクラーレン) 1:31.422

トロロッソ・ホンダ勢はガスリーが2セッション連続でトップ10内に入るパフォーマンスを見せたものの、チームメートのブレンドン・ハートレーはうまくタイムを縮めることができずに最下位の20番手でこのセッションを終えている。

F1バーレーンGPフリー走行3回目は、明日の日本時間21時から始まる。

●【FP1ハイライト動画】F1第2戦バーレーンGP フリー走行1回目

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