マクラーレンがPCメーカー大手のDELLと長期的な大型契約を木曜日に発表すると『Sky News(スカイ・ニュース)』が報じた。
情報によると、DELLはマクラーレンのF1チームを含む様々な事業に対してソフトウェアとハードウェアを提供することになるという。
DELLの創業者で億万長者のマイケル・デル氏は5年前に同社を株式非公開にしており、世界最大の個人所有のテクノロジー企業だ。そんなDELLにとって最初のグローバルスポンサー契約となるという。
■マクラーレン、資金や人材を強化
昨年は下から2番目のコンストラクター選手権9位で終えたマクラーレンだが、この数週間で次々とスポンサーを獲得しており、さらにこの契約によって多額の資金を得られれば数年以内にその強さを復活させる可能性がさらに高まる。
またマクラーレンは、元オリンピック金メダリストで政治家のセバスチャン・コー氏や、タタ・モータース元社長のカール-ピーター・フォスター氏、インターコンチネンタルホテルズグループ元CEOのリチャード・ソロモンズ氏などをビジネスアドバイザーとして迎えている。