フォース・インディアは2016年から2年連続でコンストラクターズランキング4位となり、3強チームと称されるメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの次に位置する好成績を収めている。
だがフォース・インディアのオットマー・サフナウアー(チーム最高執行責任者)は、2014年から2年連続でランキング3位に位置していたウィリアムズが2018年には自分たちにとって最強のライバルとなるだろうと考えている。
「彼らは我々と同じエンジン(メルセデスPU)を使っているし、それに加えてパディ・ロウ(チーフテクニカルオフィサー)やディルク・デ・ビア(空力責任者)といったメルセデスAMGやフェラーリから来た人物たちがかかわっている。彼らは勝つことを知っているチームから経験を持ち込んでいるからね」
ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』にそう語ったサフナウアーは次のように付け加えた。
「我々の方がいいドライバーたちを抱えている。だが、彼ら(ウィリアムズ)のクルマが本当によければ、そこで差がついてしまうだろう」
サフナウアーはさらに、2018年シーズンにはルノーのワークスチームもかなり手ごわいライバルになるだろうと予想している。
「彼ら(ルノー)は自分たちのプロジェクトに多くの資金と人材をつぎ込んでいる」
「我々にはメルセデス(エンジン)というアドバンテージがある。だが、それは多くの人たちが考えているほど大きなものではないんだ」とサフナウアーは付け加えた。