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【P3レポート】マクラーレン・ホンダ勢が3強チームに続く メルセデスAMGが1-2/F1アブダビGP

2017年11月25日(土)20:24 pm

2017年F1最終戦アブダビGPが11月25日(土)、ヤス・マリーナ・サーキット(1周5.554km)で2日目を迎え、現地時間14時(日本時間19時)から行われたフリー走行3回目でメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップに立った。

●【P3タイム結果】2017年F1第20戦アブダビGPフリー走行3回目のタイム差、周回数

予選前最後のセッションとなるフリー走行3回目は、多くのドライバーが序盤から最も軟らかいコンパウンドのウルトラソフトで周回を重ねていく。

セッション開始から10分が経過したころから予選シミュレーションを開始するドライバーが出始め、まずはフェラーリ勢がトップタイムを刻んでいく。しかし、その後から予選シミュレーションに入ったメルセデスAMG勢がフェラーリのタイムを更新していく。

セッションが折り返し点を迎えたころには風でどこからか運ばれてきたパラソルがコース上に落ちてしまい、VSC(バーチャルセーフティカー)が導入されるという事態も発生する。

セッションが後半に入ると、各ドライバーが再び新品のウルトラソフトに交換してタイム計測に臨み始めると、ここでフェラーリのキミ・ライコネンがハミルトンのタイムを1000分の2秒縮めてトップに立つ。ベッテルはこの2人のタイムには届かず、3番手、それにメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスが続いていく。

しかし、その後やはり強さを見せたハミルトンが1分37秒627の最速タイムをマークするとその後ボッタスもタイムを縮めて2番手に浮上。メルセデスAMGが1-2体制を築いていく。

3番手4番手にはフェラーリ勢、レッドブルのダニエル・リカルドとマックス・フェルスタッペンが5番手6番手で続き、3強チームのドライバーがメルセデスAMG、フェラーリ、レッドブルの順に2人ずつ並ぶ展開となる。

それに続く7番手8番手にフェルナンド・アロンソとストフェル・バンドーンが続き、予選前最後のセッションでマクラーレン・ホンダが3強チーム以外のチームの中で最上位を占めた。

マクラーレン・ホンダとして迎える最後のレースで、アロンソとバンドーンが2人そろってQ3に進出する期待が膨らんできている。

■フリー走行3回目トップ10ドライバー

トップ/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:37.627
2番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:37.900
3番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:38.157
4番手/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:38.174
5番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:38.340
6番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:38.587
7番手/フェルナンド・アロンソ(マクラーレン) 1:39.155
8番手/ストフェル・バンドーン(マクラーレン) 1:39.277
9番手/カルロス・サインツ(ルノー) 1:39.340
10番手/セルジオ・ペレス(フォース・インディア) 1:39.367

F1アブダビGP予選は、このあと日本時間22時から始まる。

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