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【P1レポート】トップはフェラーリ マクラーレン・ホンダはバンドーンがトップ10/F1日本GP

2017年10月06日(金)11:54 am

2017年F1第16戦日本GPが10月6日(金)、鈴鹿サーキット(1周5.807km)で開幕。10時から行われたフリー走行1回目でフェラーリのセバスチャン・ベッテルがトップタイムを刻んだ。

●【P1タイム結果】F1日本GPフリー走行1回目、タイム差、周回数

セッション中の降雨確率が80%との予報のもとでスタートしたフリー1だが、時折コースの一部に霧雨状の雨が落ちるもののドライコンディションのままで推移していく。しかし、雨の確率も高いことから、上位チーム勢も序盤から積極的に周回を重ねてデータを取りにいく。

序盤はソフトタイヤでスタートしたメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがトップタイムを刻み、そこにチームメートのバルテリ・ボッタスが続く。3番手4番手にはスーパーソフトタイヤで臨んだレッドブル勢が位置するという展開となる。

しかしその後ソフトタイヤのフェラーリ勢がレッドブル勢を上回るタイムを刻み、マクラーレン・ホンダのストフェル・バンドーンも序盤は8番手と好位置につける。

セッション開始から25分ほどが経過したところでマクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがスーパーソフトでのタイム計測を開始し、トップ3チームに次ぐ7番手タイムを刻んでみせる。

その10分後ほどのところでハミルトンがスーパーソフトに履き替え、さらにトップタイムを更新していく。しかし、その後ソフトタイヤのベッテルがハミルトンからわずか100分の4秒遅れの2番手タイムを刻んでみせた。

セッションが後半に入り、開始から50分ほどが経過したところでトロロッソのカルロス・サインツがヘアピンからの立ち上がりでコントロールを失って左側のウォールにクラッシュ。サインツのクルマは大破し、ここで赤旗が振られてセッションが中断される。幸い、サインツにけがはなかった。

残り時間が23分となったところでセッションが再開されると、ここでスーパーソフトに履き替えたベッテルが1分29秒166の全体ベストタイムをマーク。ハミルトンにコンマ2秒の差をつけてみせた。

セッションが終盤に差し掛かると少しずつ雨が降り始め、観客席にも傘が目立つようになる。ドライバーたちも走行を切り上げ始め、結局今年の鈴鹿最初のセッションはベッテルがトップのままで終了時刻を迎えた。

マクラーレン・ホンダ勢はバンドーンがトップ10に食い込んだものの、アロンソは12番手でセッションを終えている。

■フリー走行1回目トップ10ドライバー

トップ/セバスチャン・ベッテル(フェラーリ) 1:29.166
2番手/ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG) 1:29.377
3番手/ダニエル・リカルド(レッドブル) 1:29.541
4番手/キミ・ライコネン(フェラーリ) 1:29.638
5番手/バルテリ・ボッタス(メルセデスAMG) 1:30.151
6番手/マックス・フェルスタッペン(レッドブル) 1:30.762
7番手/エステバン・オコン(フォース・インディア) 1:30.899
8番手/ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー) 1:30.974
9番手/ロマン・グロージャン(ハース) 1:31.032
10番手/ストフェル・バンドーン(マクラーレン) 1:31.202

F1日本GPフリー走行2回目は、この後14時から始まる。

●【動画】カルロス・サインツ、ヘアピンでクラッシュし破片が飛び散る/F1日本GP

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