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【マクラーレン・ホンダ】ブーリエ「バンドーンは母国で犠牲になってアロンソを助けた」

2017年08月27日(日)13:53 pm

マクラーレン・ホンダでレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエは、F1第12戦ベルギーGP予選を次のように振り返った。

●【予選タイム結果】F1第12戦ベルギーGP予選Q1-Q2-Q3のタイム、周回数

■エリック・ブーリエ(レーシングディレクター)

「今日は予選の初めから難しいスタートを強いられたにもかかわらず、チームが非常に強い精神力をみせてくれた。明日のレースに向けて我々のポテンシャルを最大限に引き出すために、一丸となって仕事に取り組み、完ぺきな戦略を実行してくれたよ。そんなガレージのメンバー一人ひとりの努力を、うれしく感じるとともに、誇りに思う。

昨夜、ストフェルのPUにいくつかの問題があることが発覚したため、再度PU交換を実施した。地元のスターであるストフェルは、母国グランプリでさらなるグリッド降格ペナルティーを受ける結果となった。

彼のチームのメンバーは、FP3に間に合うようにマシンを準備するため、懸命に作業に取り組んでくれたよ。彼らの懸命な仕事ぶりは称賛に値するし、感謝している。また、予選を通して完ぺきなチームメートとして、それぞれの任務を果たしたストフェルとフェルナンドにも、感謝したいと思う。

Q1では、フェルナンドとストフェルは同じラップを走行しているときでさえ、お互いをけん引しながら助け合った。見事な仕事だったし、それにより2台そろってQ2に進出することができた。

Q2では、明日のレースで最後尾スタートとなるストフェルが、難易度の高いパワーサーキットでフェルナンドをさらに手助けするために、自分のパフォーマンスを犠牲にして見事な仕事をしてくれた。また近いうちに、今後はストフェルに借りを返すときがくるだろうね!

今日は難しいスタートを強いられたあと、チームが大きな努力をし、ガレージでの作業時間制限を破りながらも、すばらしいチームワークをみせてくれていたので、フェルナンドがQ3進出を逃したことは残念だった。Q3進出まであとわずかというところで、最終ラップの最後にデプロイメントの問題が発生し、ラップタイムを更新することができなかった。それでも、11番手はそれほど悪いポジションではなく、明日のレース戦略のオプションがさらに増えることになる。

これまでを考えると、今回は厳しいレースになるだろう。ただ、懸命に仕事をし、運と変わりやすい天候を味方につけて、明日はベルギーのファンの皆さんのためにもいいレースができるよう願っているよ」

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