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どうなる?最新2018年F1ドライバー市場が活発化

2017年08月04日(金)17:06 pm

今週ハンガロリンクで行われた公式シーズン内テストが終了し、F1チームやドライバーは実質3週間弱の夏休みを迎えている。

だが、この夏休みの間にも、2018年のドライバー決定に向けての動きが水面下で進められるのは確かだ。

■フェラーリは現行体制でほぼ確定?

うわさではフェラーリではすでに来季もセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンのコンビで行くことがほぼ確定的だと言われており、フェラーリのホームレースである第13戦イタリアGPで発表されるのではないかと言われている。

■ボッタスもメルセデス残留確実か?

そして、もう1人ほぼ来季のシートを確定させたと見られているのがメルセデスAMGのバルテリ・ボッタスだ。今季2勝をあげ、ランキングトップのベッテルとは33ポイント差、チームメートのルイス・ハミルトンとは19ポイント差に詰め寄っているボッタスが来季もメルセデスAMGで走ることになるのは間違いないと見られている。

だが、ボッタスの2018年の契約に関しては複数年契約ではなく、また1年契約になりそうだと考えられている。メルセデスAMGではハミルトンとの契約が2018年で満了することもあり、2019年にはベッテルやフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)との契約を視野に入れているのではないかと考えられているためだ。

■まだもう少し時間がかかるだろうとボッタス

ボッタスは契約に関して近いうちにチームとの交渉が始まることを示唆し、次のように語った

「もちろん、(契約が)どうなるのかということについて近いうちに話をする必要があるよ」

「今後についてはまだ何も分からないけれど、問題は携帯電話がサウナの中ではうまくつながらないことだね」

そう冗談を飛ばしたボッタスは、次のように付け加えた。

「もう少し時間がかかるだろうし、スパ(第12戦ベルギーGP/27日決勝)では何も期待しないよ」

■メルセデスのドライバー確定はイタリアGP以後?

ボッタスのボスであるメルセデスAMGのトト・ヴォルフ(エグゼクティブディレクター)も次のように語っている。

「夏休みは話をしたり考えたりするにはいい時期だね」

「バルテリとはハンガリーの前にいい話ができたし、アジアでの最後のレースに向かうころには決定を見たいと思っているよ」

ヴォルフが言及したアジアラウンドは第13戦イタリアGP(9月3日決勝)の次に開催される第14戦のシンガポールGP(9月17日決勝)からスタートすることになる。つまりそのころにはメルセデスAMGの来季のドライバーラインアップが確定することになりそうだ。

■フォース・インディアでの続投を望むペレス

一方、フォース・インディアとの契約が今季で切れるセルジオ・ペレスは、来季もフォース・インディアに残留するという気持ちを固めているようだ。

「夏休みが終わって次のレースに向かうときには新しい契約を手にしたいと希望しているよ」

そう語ったペレスは次のように付け加えた。

「だけど、どうなるかなんてまだ分からないけれどね」

■ウェーレインにもまだチャンスあり?

また、メルセデス所属ドライバーであるパスカル・ウェーレインに関しては今季限りでF1シートを失うのではないかとの見方が強くなってきている。

強力なスポンサーを持つチームメートのマーカス・エリクソンは間違いなく来季もザウバーに残留すると見られているが、ザウバーが来季以降もフェラーリからパワーユニット供給を受けることが確定した今、もうひとつのシートにはフェラーリ所属ドライバーであるシャルル・ルクレールもしくはアントニオ・ジョビナッツィが座ることになるだろうと考えられているためだ。

ウェーレインの将来について質問されたヴォルフは「市場には多くの動きがある」と語り、次のように付け加えた。

「今後2週間のうちに、いくつか面白いことが起きるかもしれないよ」

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