NEXT...F1開催スケジュール

【WRC:結果】トヨタ第3の男ラッピがWRC初優勝!/第9戦ラリー・フィンランド

2017年07月31日(月)6:55 am

7月30日(日)、2017年FIA世界ラリー選手権(WRC)第9戦ラリー・フィンランドの競技最終日デイ4が、フィンランドのユバスキュラを中心に行なわれ、TOYOTA GAZOO Racing World Rally Teamのエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(ヤリスWRC #12号車)がWRC初優勝を遂げた。

●【WRC】豊田章男チーム総代表「おめでとう!ありがとう!全ては3年前、この地から始まりました」

また、ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム組(ヤリスWRC #11号車)は総合3位でフィニッシュし、初の表彰台を獲得。前日メカニカルトラブルでデイリタイアとなったヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ組(ヤリスWRC #10号車)は、ラリー2規定により再出走し総合21位で完走を果たした。

■デイ4でラッピがWRC初優勝

競技最終日のデイ4は、2本のステージを各2回走行する、4本計33.84kmのSSで戦われた。デイ3終了時点で総合1位にたっていたラッピは、リードを最後まで守りきり、WRカーでの参戦4戦目にしてWRC初優勝を飾った。

また、デイ3で総合3位につけていたハンニネンは、果敢な走りでベストタイムを刻み一時2位に浮上したが、最終的には2位と僅か0.3秒差の3位で地元ラリーを走破。自己ベスト記録を更新すると共に、WRCで初めて表彰台の一角に立った。

なお、再出走を果たしたラトバラは、4本のSSのうち3本のSSでベストタイムを記録し、総合21位でラリーを終えた。ヤリスWRCは全25SSのうち、18のSSでベストタイムを刻み、13のSSで1-2タイムをマーク。そして、1-2-3タイムも1回記録するなど、フィンランドのハイスピードグラベルロードで、高いポテンシャルを示した。

■ラリー・フィンランド デイ4の結果
1 エサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム (トヨタ ヤリス WRC) 2h29m26.9s
2 エルフィン・エバンス/ダニエル・バリット (フォード フィエスタ WRC) +36.0s
3 ユホ・ハンニネン/カイ・リンドストローム (トヨタ ヤリス WRC) +36.3s
4 テーム・スニネン/ミッコ・マルックラ (フォード フィエスタ WRC) +1m01.5s
5 クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン (シトロエン C3 WRC) +1m22.6s
6 ティエリー・ヌービル/ニコラス・ジルソー (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +1m33.1s
7 オット・タナック/マルティン・ヤルヴェオヤ (フォード フィエスタ WRC) +1m53.6s
8 クリス・ミーク/ポール・ネーグル (シトロエン C3 WRC) +3m12.6s
9 ダニ・ソルド/マルク・マルティ (ヒュンダイ i20 クーペ WRC) +4m11.5s
10 マッズ・オストベルグ/トースタイン・エリクソン (フォード フィエスタ WRC) +4m21.2s
21 ヤリ-マティ・ラトバラ/ミーカ・アンティラ (トヨタ ヤリス WRC) +20m15.8s

■2017 FIA世界ラリー選手権 第9戦終了後のドライバーズランキング
1 ティエリー・ヌービル 160
2 セバスチャン・オジエ 160
3 オット・タナック 119
4 ヤリ-マティ・ラトバラ 114
5 ダニ・ソルド 84
6 エルフィン・エバンス 79
7 クレイグ・ブリーン 53
8 ヘイデン・パッドン 51
9 ユホ・ハンニネン 46
10 エサペッカ・ラッピ 45

■2017 FIA世界ラリー選手権 第9戦終了後のマニュファクチャラーズランキング
1 Mスポーツワールドラリーチーム 285
2 ヒュンダイ・モータースポーツ 251
3 TOYOTA GAZOO Racing WRT 193
4 シトロエン・トタル・アブダビ・ワールドラリーチーム 135

●【WRC】豊田章男チーム総代表「おめでとう!ありがとう!全ては3年前、この地から始まりました」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック