セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)は、「危険なドライビング」について不平を言う権利を持っていない。そう語るのは19歳のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)だ。
ベッテルがイギリスGP決勝レースのコース上でマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をコース外に追い出した後、フェルスタッペンはベッテルにやり返した。
レース中、フェルスタッペンはベッテルが「バンパーカー(ぶつけ合うゴーカート)」をしたいようだと無線で語っていたが、その後、フェルスタッペンの戦術にベッテルも疑問を抱いた。
「彼(フェルスタッペン)は今では多くの経験を積んでいるし、より穏やかになっているよ」
「だけど、マックスはまだポジションを守る時には少しワイルドだね」
しかし、19歳のフェルスタッペンはベッテルの文句を真剣に受け止めていないと言い返した。
「特に前回の出来事の後、彼はライセンスのペナルティポイントを科せられているよね」
フェルスタッペンが指摘しているのは、バクーで行われたアゼルバイジャンGPでベッテルがルイス・ハミルトン(メルセデス)に体当たりをした件だ。アゼルバイジャンGPの後、ベッテルはハミルトンに謝罪している。
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